モニターでの色表示について

2010年12月20日
検索結果に数値で表示されるRGB値を変更しました

これまで検索結果画面上の数で表示されるRGB値にはリニアsRGBを、 RGB色画像には、リニアsRGBにたいして、標準的なディスプレーにおいて 実験的に得られた係数によるγ補正を施したRGB値を用いておりました。
しかしながら、ユーザーの皆様が混乱されるケースが見受けられたため、
全てのRGB値をγ補正値に統一いたしました。

今回収録したRGB値は測色値のXYZ座標から計算されています。
詳しくはこちらのPDFファイルをご覧下さい。
なお、RGB値の一覧ファイル等はご提供しておりませんのでご了承下さい。

下の8つのブロックは、それぞれ2色ずつに塗り分けられているように見えます。


実は、8枚の色票を測色したデータから、モニターで表示させる時の条件を2種類設定してモニター表示用のデータを作成したものなのです。
つまり、2色に分かれているように見える1つのブロックは、元は同じ色なのです。

また、同じ値の色データであっても、ご利用のパソコンやモニターの機種によっても変わってきますし、印刷するとプリンターによってもずいぶんと変わってくると思います。
カラーコピーをしても、原本とコピーとでは色が変わってしまいますね。

渋い色を選んだつもりなのに実際の色見本はすごく明るい色だった、赤だと思ったら実際はオレンジだった、などということがよくあります。
この検索システムをご利用になる場合は、必ず実際の色見本帳をお手元においてご利用下さい。

色の変わる原因となる要素としては

 ・パソコンディスプレイの液晶・蛍光体
 ・個々のディスプレイの設定
 ・ご利用になっているソフトの設定
 ・プリンターの機種・インクの状態 などが挙げられます。

正確さを追求するためには、個々のパソコン、ディスプレイ、プリンタ、ソフトウェアに合わせた補正をかける必要があります。
本システムはWeb上での公開であり、ユーザが色々な条件でご利用になっておられることから、表示される色票にはかなりの誤差が生じることを予めご了承下さい。


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